あまり聞きなれない資格の一つですが、放射線取扱主任者という文部科学大臣のあたえる国家資格があります。この資格は放射線障害防止法に基づき、放射性同位元素や放射線発生装置を取扱う場合、放射線障害を防止るするために監督を行う人が必要な資格です。

放射線とは現在では医療、工業農業など様々な分野で広く利用されているものです。たとえば医療の分野での放射線利用をあげると、学校や職場での健康診断に使われる胸のエックス線検査やバリウムを用いた胃のエックス線検査、こういった目に見えない人の内部の診断に使われるものや、がんの治療などに使われています。ほかには、夜光時計の文字盤や煙感知器、放射線を利用しているものは多くあります。

ですが放射線というのは、体の中の細胞に当たると、細胞の中にある遺伝子を構成するDNAに傷をつけてしまします。そうして出来た傷が修復されないと体には障害が起こってしまいます。
大量の放射線をうけると細胞がたくさんの影響をうけ、修復不能となり組織や体に影響を与えることになります。
だからといって、放射線は確かに危険なのですが体に影響を及ぼさない量やこれ以上放射線に当たると害を及ぼす量というのも分かっています。私たちの日常生活は実は自然界からも放射線を絶えず受けています。
適切な量の放射線を利用するためにも、私たちの安全を守るためにもこの放射線取扱主任者が必要になるのです。
これからこの放射線取扱主任者の仕事内容から、この資格を取るための方法を紹介していきます。

放射線取扱主任者とはどういった資格かご存知でしょうか。

病院などで勤務する人という印象が強いかと思いますが、まさに医療関係の仕事をつく人の為にあるものですね。

放射線取扱主任者の資格というのは、国家試験で。

放射線障害防止法に基づいて、放射線発生装置、または放射性同位元素を取扱う場合に、放射線障害の防止について監督を行う者ということを証明するものです。

取扱い区分によって第1種、第2種、第3種というように分けられていて、まず第3種に関してですが、これは主任者試験というものが不要で、“資格講習”を受講することによって国家資格を取得できるい簡単なものです。

ですが第1種や第2種に関しては、文部科学大臣登録試験機関というところが主任者試験を行っていて、その合格者は“文部科学大臣登録資格講習”機関の資格講習を更に受講することによってようやく国家資格を取得できるという仕組みになっています。

その難易度は当然ながら難しく、第1種の合格率が15%くらいで、第2種の合格率が25%程度という数字です。

仕事内容としては、病院はもちろん精密機器メーカーなどの放射線設備の“日常のメンテナンス”や“修理”です。他にも、新製品の開発などを行うこともあります。

そして資格を取得した後にどのような就職先があるのかというと、放射線発生装置や放射線同位元素を扱う販売所や事業所、病院もですし、他にも廃棄事業所だとか、研究機関、そして製造業などでも就職できるのです。